よくアメリカなんかは結果がすべて。目に見えるものがものを言う。というイメージがあります。だからこそアメリカンドリームという現象が起こるのかもしれません。イギリスでも同じように、結果を重視していると感じることが多々あります。
記事の最初がまたサッカーの話題からになってしまうのですが、こっちに来てから時間があればサッカーをしています。サッカーが好きということが一番ですが、気晴らしになったり、運動になったりもしますので。サッカーの母国ということが納得できるくらい、あちこちに広い公園があり、多くの人がボールを追いかけています。なので1人で黙々とボールを蹴るということはあまりないかもしれません。少し人数が揃うと、すぐ試合が始まります。その試合中に結果重視の考え方を感じることがありました。イギリスには様々な人種の方がいらっしゃいます。アフリカ系やアジア系、欧米系の方々がどこの地域に行っても、街中を歩いています。ですがなぜかサッカーをしているアジア人にはなかなか出会いません。なので、サッカーの時は基本アジア人は僕だけですし、試合の時はアジア人というだけで舐められています。
試合が始まっても、なかなかパスが周ってこないことはよくあります。でも良いプレイをして結果を表すと、数分前とは見るからに変わり、ボールが周ってきます。なのである意味すごくシンプルです。良いプレイをすればパスが来て、悪いプレイをすればパスが来ません。
美容や理容の世界でもそうです。こちらでは、内装や外観にこだわったお店は多くありません。それはお客様が求めているのは結果で、内容ではありません。それを美容師、理容師側も理解しています。いくらキレイなお店でも、いくら丁寧な接客をしても、良いものを提供できないお店は潰れています。
内装や外観は問題ではないです。
日本のお店は結構、内装や外観にこだわっていますね。でも少し外見ばかりに気を取られすぎている気もします。
英語にはこだわるという英単語がありません。それは結果重視という考え方が昔からあったからなのでしょうか。それくらい途中経過を重要視していない証拠ですね。
さらに結果重視という考え方だからこそ、良い結果を生み出すためにエネルギーを注ぎます。結果それは競争となり、より良いものが生まれ、技術向上につながっているのかもしれません。