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執筆者の写真Akira Sugawara

実体験


これまで、様々なモノを見て、聞いて、触れて、感じてきました。その中でも、実際の現場だからこそ感じることができたものや気づけたものがたくさんあります。

今世の中はネット社会と呼ばれているほど情報が飛び交っています。正しい情報から間違った情報まで。誰もがネット上で発信源になれる以上、正しい情報も間違った情報も作り出すことができます。正しいと思って発信したことも、もしかしたら間違っていることかもしれません。そして第三者がそれらを見て、各々の考えを持って、また発信します。

自分も何か知りたいことがあると、インターネットを開いて、情報を得ていることは確かです。便利だとつくづく思います。インターネットで一言、二言打ち込めば、それに関する情報がずらっと表示されます。自分が海外で勉強したいことも、検索すれば、映像や言葉で詳しく説明されていると思います。

ですが実際に作業している空間に立って、使ってる道具や対象に触れて、分かることがたくさんあります。実際に体験して得た経験は、映像や言葉からでは得ることは出来ないと思います。むしろ、自分で経験したモノの方が、大切な要素なのかもしれません。

今後紹介していくつもりですが、これまでいくつかの建造物に訪問してきました。自分が撮った写真も、検索すれば似たものは、インターネット上にたくさん出てきます。

しかし、その建物に触れた感覚、空気感や発しているエネルギーを伝えることは出来ないです。情報をSNSに投稿するたび、自分の伝えたいものが表現されず、嘆いています。ですが、表現できないものが現場にはあるということです。

今の自分は、実際に体験して何かを得るという日々を生活しています。そして、その大切さを感じています。今後自分で体験したことは、自信を思って人に伝えることができます。

何か実際に経験した人の話を聞いたとき、その言葉に重みを感じるときがあります。経験をしていなくて、得た情報だけで物事を話している人の言葉はどことなく薄っぺらく感じます。おじいさんが話す言葉の一つ一つは重いです。それはこれまで長い時間生きてきて、経験したことが言葉にのるのだと思います。子供が同じ内容を話しても、その言葉に重みは感じないと思います。

自分としては実際に体験する素晴らしさを知ることが出来たので、これからはなるべく自分の足で行動して、目で見て、手で触れ、耳で聞いて情報を得ていきたいと思っています。


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