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執筆者の写真Akira Sugawara

目先の利益


今は勉強のために、海外に来ているわけなので、正式に働いてお金をもらっているわけではありません。僕も、経験というものをいただいているので、さらにお金までいただこうなんてことは思いません。悪く言えば海外ニートです。家の外には出ていますが、収入がないので、ニートみたいなものです。

いずれ日本に帰ったときは、仕事をして、ビジネスに関わっていくことになるのですが、そのビジネスをする際、あまりしたくないのは、目先の利益ばかり考えてしまうことです。

 僕の中では、“お金“というのは何か人のために行って、いつの間にかついてきたものというイメージです。どうしたら今よりお金を稼ぐことが出来るか、効率よくお金を生み出すことが出来るか、ということをあまり考えたくないです。目の前の人のために自分が一生懸命行動して、いつの間にか手元に入ってきたという感じになればいいなと思っています。

 お金を第一に考えてしまうと、お金メインの行動・言動になってしまう気がします。僕は第一に、人を人として見たいです。お金で人とつながりたくないですし、人との関係にお金の話がなるべく出てきてほしくないです。あくまで人とは心でつながっていたいなって思います。すごいキレイごとを並べているのも自分で分かっています。

 一番上に立つ人は、経費や収入や支出、従業員、会社の未来を常に考えなくてはいけません。

毎月安定している会社は今は少ないと思います。

未来がどうなるか分からない世の中だからこそ、大きな責任を持ちながら、見えない未来と戦わなくてはいけません。

それでも、僕は黒字だの赤字だの、どれくらい儲けができたとか細々考えたくないです。1人1人お客様のことを考えて、行動した結果、今この一瞬赤字になったとしても別にいいと思っています。見返りを求めているわけではないですが、そのお客様と本当に心でつながっていたとしたら、その行動は絶対に無駄にならないと思います。そのとき、たとえビジネス的に成立していなかったとしても、その人が心の底から、喜んでくれたのであれば、僕の中では成立しています。

 将来の大きな結果は、今の地道な作業を行うことでなしえるものだと思います。こつこつ土台を作って出来た結果はそう簡単には崩れません。土台なしで大きな結果を生むことはもちろん出来ると思います。でも、土台がない分、崩れやすい気がします。すぐに得ることが出来る利益は、とても不安定です。自分はたとえ小さな利益でも、それが土台となるならば、それがいいです。良い土台が作れるなら、それはすべて未来のための先行投資だと思います。

 僕は将来“ビジネス“ではない、ビジネスをしたいです。

意味不明なことに聞こえますが、これが僕にとって一番シンプルな表現方法です。


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