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執筆者の写真Akira Sugawara

行動で示す


 過去の記事でも何度か出てきましたが、行動について書きたいと思います。

 僕は、自分の人生に今すべき、今必要と思ったことに関しては迷わず何でも行動します。思い付きでどんどん行動するわけではないですが、あるゆることを考えて、考えて出した答えなら、行動します。今思うと、学生時代から言葉で伝わることは口で説明しますが、そうではないところは、行動で示してきたような気がします。学生なので、偉そうに“示そう“なんて考えはなかったですが、“口先だけの人“と思われたくなかったことと、言ったのに出来なかった自分が許せない性格だったことが、結果的に行動で示してたというだけだったと思います。僕の環境はスポーツだったので、結果がはっきり出る分、行動で示しやすかったと思います。シンプルな世界だからこそ、行動すればするほど、結果が目に見えやすかったと思います。僕は先輩や後輩、監督に対して、行動で示してきたことが多いと思います。そっちの方が、手っ取り早いと思っていたのかもしれません。

 どんな環境でも、行動で示した方が伝わる部分がたくさんあると思います。

なにより相手に実感させることが出来たり、信用につながったりすると思います。いくら良いことを言ったとしても、その人が行動してなかったら、何の説得力もないと思います。何かを成し遂げた人や、すでに結果を出してる人は別です。その方々は、それぞれの成し遂げた結果自体が説得力になります。

ですが、そういう人はごくわずかです。言葉では理解できない人でも、行動で納得する人もいると思います。その行動によって、突き動かされること人だっています。行動に移す人は信用が出来ます。口にはするが、行動しない人は信用できないです。行動しないなら、口にしない方がいいと思います。

 社会に出ても、人望が厚い人や信頼されてる人は、行動に移せる人のような気がします。その1つ1つの行動が、いずれ大きな結果を生み出しているのだと思います。行動できる人は、結果を生める人だと思います。

 逆に後輩を抱える立場なら、行動で示せる先輩になれば良いと思います。そのときの結果は、二の次で良いと思います。実際に行動で示すことが大切だと思います。

 以前あるF1レーサーのお話を聞きました。そのレーサーが、あるチームに配属されたとき、そこのエンジニアは結構怠け者が多く、向上心もあまりない人たちだったようです。ですが、そのレーサーは自分を向上させるため、毎日エンジニアが来る前から練習を初め、エンジニアが帰った後に練習を終わらせていました。すると、その行動を毎日見ていたエンジニアの人たちが、少しづつ気持ちが変化していったそうです。だんだん、仕事にも熱が入る人が出てきて、いつのまにか、みんながレーサーと同じ時間に帰るようになっていたそうです。レースの結果にもそのチームの行動が繁栄されていったそうです。レーサーがそうなると分かっていて、その行動をしたのかは分かりませんが、レーサーが行動で示したことでチームが変わったことは事実です。

あの時、エンジニアに向かって、口で説いたとしても、ほとんど変化はなかったと思います。

実際に行動で示すから、伝わるものがあると思います。

どんな言葉をもってしても、真意を伝えるのは難しいです。

ですが行動は、相手の内側から説くことができるものだと思っています。

今一度、意識してこれから過ごしていきたいと思います。


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