イギリスでは居候という形で生活していましたが、マルタではホームステイをしながら生活をしていました。ホームステイの形もいろんなスタイルがあると思うのですが、ここでは朝食に軽食を出してくれ、あとは自分で作ります。僕は自分でやりくりした方が生活しやすいタイプなので、過ごしやすいところでした。
大きな家で、一度に最大12人も生活出来るとママはおっしゃっていました。ホームステイを利用する人は、9割が留学性や学生で残りは旅行者という感じでした。違う国・文化・言語で育った者同士、一つ屋根の下で生活するのは面白いものがあります。リビングに集まり、ワインを片手に話をしたり、時には外に出かけたり、宿とは違う温かみがあり、安心感もあるかもしれません。ホームステイ先で一緒に生活した人と相手の自国で僕が旅行中に再開したりしたのも、ここの家が会ったから出来たことであり、生活の手助けと共に、いろんな国の人々を繋ぐ小さなコミュニティにもなったことは間違いありません。日本人が利用したのが初めてとおっしゃっていたので、ママやパパに少しでも記憶に残ってくれたら嬉しいなって思います。
仕事が終われば、公園にサッカーしに行きました。同じ時間に行くことが僕にとって大事なことで、同じ時間に行くことで会う人も大体同じになったり、周りに住む人が毎日同じ時間にサッカーをしているアジア人の兄ちゃんがいるという小さな噂にもなります。何回か会う人は自然と顔見知りになりますし、僕とサッカーをしに来てくれるちびっ子もいました。社会人チームに誘ってくれるおじさんもいたりして、なかなかおもしろく仕事後を過ごしていました。サッカー以外にもランニングをしたり、無料のトレーニング施設を利用してトレーニングも出来ていました。
マルタは石の産地らしく、建物はすべて石で出来ていて、真夏でも建物の中は意外と涼しかったです。少し気温が下がると外の方が温かいという状態にもなったこともあります。日本は地震が多い国なので、建物の作り方や工夫も他国とは違う点が多くあると思います。石造りの建物は地震があったときのことを考えると日本では難しいのかなとも思います。
マルタでは日本車が人気でよく見かけることが出来ます。たまたま会ったおじさんが僕が日本人と聞くと自分のトヨタの車についてと日本車の性能高さを鼻高々に話してくれました。僕が知らないところで日本の会社や人が活躍しているということは世界にたくさんあり、日本人としての誇りです。
気候は死ぬほど暑いですが、大きい建物がなく、忙しくもありません。海もキレイです。猫が人口より多いという噂は本当であちこちでにゃーにゃー聞こえてきます。猫好きには天国かもしれません。
独特の国ですw