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執筆者の写真Akira Sugawara

シンプル


 小学生・中学生の時、大人から教えてもらったこと、説明を受けたことを理解するのは難しいと思います。今大人になって理解してきたことがたくさんある。大人が言うことは大人になってからじゃないと分からないと思うし、何となくわかっていても、理解するのはその人と同じ状況にならないと分からないと思います。

「挨拶をしなさい」「努力しなさい」なんとなく大事なのは分かるけど、本当の意味は言われた時はわからない。今社会人になって指導者になって理解したこともたくさんあります。なぜ挨拶が大切なのか。努力することでどんなことを得ることが出来るのかを学生時代で理解できるわけがないです。

 だからいつも僕が考えていたことは、AとBがあるならば、シンプルどっちが”良い”のか考えること。どっちが自分のためになるか考えることです。

挨拶するのとしないとではどちらが良いのか。

努力をするのとしないとではどちらが良いのか。

そのあとどんなことが自分に返ってくるかなどは考えなくて良いと思います。シンプルに考えたとき、答えはみんな同じになると思います。挨拶をした方が良いに決まっています。

 シンプルに自問自答して良い方をただ選択していけばいい。自分の都合とか空気とか関係なく、世の中的に、人として、道徳として良い選択をしていけば良いと思う。そんなことを日ごろから繰り返していたら、おのずと良い方向に自分が進んでいくような気がします。社会に出れば、道徳の大切さなど自然と感じたり、意思を持って、意味を持って行動・言動することが出来ると思いますが、特に学生のうちは、そんなシンプルな考えをしていけば良いのかなと思います。

 もちろん社会人になってからも、シンプルな自問自答が大事になってくる時もあります。つい自分中心に物事を考えてしまうと都合の良いように選択して、楽してしまいます。理解してしまったからこそ、楽な道に進んでしまったりすることもあります。

 僕は今まで、結構このシンプルな自問自答で選択してきたことが多いです。

海外に行くのと行かないのとだとどっちが自分のためになるだろうか?→よし行こう!

こんな気楽に感じる選択の仕方でも時に、自分の背中を押してくれる時もあります。

 サッカーの指導者となったとき、やっと道徳の大切さに気づけたのに、意外と子供たちに教えるのは難しい。ただ言うことは簡単ですが子供たちを動かして行動させるためには,もう一工夫必要な気がします。

そんなときこんなシンプルな考え方を持って伝えていければなと思っています。


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