top of page
執筆者の写真Akira Sugawara

ビジネスじゃないビジネス


 最近お店を任せられるようになって、売りあげやお店やスタッフに関して考えることが多くなりました。実際何をするにも責任がついてくる立場というのは、一見大変そうに聞こえたりもするけど、楽しんでいる自分もいます。海外から帰ってきて、自分はこんな風に生きるんだと決めたことがあって、それをするために今しなければならないこともあれば、今だからできることもあると思います。

 僕には戦略的な考えもできなければ、キレた頭脳も持ち合わせていないです。だからとりあえず人のために行動しよう。人が喜ぶことをやろうというのが僕の答えです。どんな時代になってもどこの国に行こうと人が人間として嬉しいことって変わらないんじゃないかって思っています。人間としての根本な部分、道徳的な部分を大切にして行きたいです。どうしたらお金が効率よく入ってくるか。どうすればお金持ちになれるか。どうすれば有名になれるか。どうすれば楽できるか。あまりそのようなことは考えたくないです。考える頭脳がないだけかもしれないです。

 海外に行って、いろんな方々に会って確信する部分がありました。道徳的な部分をしっかりしている人はどこに行っても認められますし、信頼も得られます。人のために動いた行動や言動は誰もが喜んでくださいました。

 お金を第一に考えたり、利益のことばかり考えてしまうと、どこかでお客様中心ではなく、自分たち中心になってしまうような気がして怖くなります。

これをすれば必ず成功するなんて方法はないですし、確信もないです。自分を犠牲にしてまでも他人のために生きている方々を見ると感化されます。そんな人に僕もなりたいです。他人のために生きたときどんな結果を生むのか。それを自分で答えを出したいという気持ちがあります。そんな世間はあまくないと言われます。でも失敗したら失敗したでそれが自分の疑問の答えになるならば幸せなことだと思います。答えがわからず予想や固定概念で生きていくより、成功しようが失敗しようが自分の疑問の答えが欲しいです。自分自身でたどり着いた答えなら、自信をもって他人に伝えていけると思います。

 お客様のため。そんなことを言いながら、結局は自分のために行動するんだったら、いっそ自分のためと言い切ったほうが清々しいです。

ビジネスでありながらも、人のために行動した結果利益がついてくるような、そんなビジネスをしてみたいです。

目先の利益ではなく、自分の利益ではなく、他人の利益を大切にしていきたいです。


閲覧数:48回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page