- Akira Sugawara
- 2022年3月4日
- 読了時間: 1分

学生の頃
大切な勝負事に負けた時がありました
励ましてほしかったのか
共感してほしかったのか
祖父に吐露したところ
祖父は一言
「しかたないべ」
と
私は泣いてしまいました
仕方ないという言葉自体
言い訳や正当化誤魔化など
何の深みがありものではありません
その時の感情をうまく表現することができません
我慢していた感情が溢れたのか
緊張の糸がほぐれたのか
その一言が
重かっただと思います
両親や兄弟、友達に
言われたのとは少し違う気がします
少なからず祖父は家族の中では誰よりも長く生きていて
様々な経験をしてきた事でしょう
何かに感情が揺さぶられることもないし
どんな出来事もたやすく受け止めるでしょう
人生の長さ=経験の量
となるとは思いますが
経験の質は人生の長さは関係ないと思います
若くして
病気をした人
努力した人
たくさんの思いを背負った人
初めてをたくさんした人
重い経験をした人の
経験の質は人生の長さには関係ないです
辛い経験をした人は
辛い思いをした人の気持ちを分かってあげられます
壁を乗り越えた人は
壁の乗り越え方を知っています
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