レスターの後は、マンチェスターに行ってきました。サッカーが好きな人は気づいたかもしれませんが、サッカーの強豪チームの本拠地の街を巡っています。街の選択基準はサッカーからです。
ということで、マンチェスターに着いたわけですが、こんなに大きい街だとは正直思っていませんでした。街も栄えていて、かなりのビックシティでした。
まずマンチェスターについて思ったことは、歴史的建造物もありながら、日本の建物のような、近未来的建物も多いということ。
大きな都市になれば、ビルや建物が立ち並びますが、マンチェスターではそのデザインが近未来的で、歴史と近未来の融合した街のイメージを持たされます。
マンチェスターを調べてみると、芸術とスポーツの街という肩書があるみたいですね。なので、デザインにもこだわりが見られるのかもしれません。
芸術の街と呼ばれる由縁は街を歩いているだけで理解することができます。
壁のあらゆるところに絵が描かれています。小さなものから、建物の壁一面の大きなものまで。
そして、一番最初に入ってしまったお店が雑貨屋さんでした。
今までの観光で雑貨屋さんに入ったことはなかったのですが、自然と足を運んでしましました。
日本のデザインは、需要があるものかつ、日用的なデザインが多いと思います。
でもこっちはデザイン中心なので、ぶっ飛んだアイディアのモノがあったり、これ何に使えるの?と思ってしまいモノもたくさんありました。見るだけでも楽しかったです。
次に入ったお店が、絵を描く人に向けた道具を売っているお店です。
何千種類もの道具が並んでいるお店で、絵描きではない僕が道具の種類に興奮してしまいました。もし絵描きさんが、行ったら一日中いてしまうと思います。
そこらへんにあるレストランやカフェもデザインが面白く、歩いているだけで楽しくなります。
こだわりが強く強調しすぎてるお店はなく、お店の空気感と置物、テーブル、イスなどのデザインが調和されているような感じでした。これまでデザインを見て、建物を撮影したのは初めてでした。
芸術関係をされている人、学生さんにはとてもオススメの街です。クリエイティブな思考を刺激してくれる街だと思います。
あちこちでまだまだ工事がされていて、これからまだまだ大きくなる街だと思います。
他に観光したとこを紹介していきます。
国立フットボールスタジアム
サッカー関連のコレクションを展示している博物館です。サッカーが好きな人はぜひ。
入場料も無料なところに、イギリス人のサッカーに対する思いが伝わってきます。
ジョンライランズ図書館
ジョンライランズ図書館はマンチェスター大学と隣接している図書館で、世界で最も美しい美術館と言われています。なぜ美術館かというと、図書館でありながら、蔵書、聖書、古代文書が保管されていて、ガラス越しで見学することもできます。図書館の中に美術館がある感じです。
この建物が近未来と歴史の融合を一番感じる建物でした。
歴史的な建物は普通は、本来のものと同じように修正していくと思うのですが、ここは近未来的なデザインで補っちゃいます。
でも内装は教会のようで、本当に美しいです。
この図書館が、一番ハリーポッターの空間を感じることが出来るかもしれません。
そんな空間の中で、学生さんたちが勉強しています。
こんなところで勉強してみたかったと、ガリ勉の人じゃなくても思うはずです。
もう一つマンチェスター中央図書館というところも行きました。この図書館は中央の勉強スペースがとにかくかっこいい。
その空間に入っただけで、勉強しない者が入ってしまい申しわけございませんと思ってしまいました。
あとはアートギャラリーを周ったり、お決まりのサッカースタジアム観光です。
イギリスはサッカーに熱い分、ファンも熱い心を持っています。
特に同じ都市に2つのチームがある場合、気をつけましょう。
友人に片方のチームスカーフを買って、持ちながら歩いていたのですが、誰が自分を敵視しているか分かりません。何も起こりませんでしたが、勝手にピリピリしていました。
マンチェスターはまさしくスポーツと芸術の街でした。