マンチェスターの後は、リヴァプールに行きました。
これまでの観光で唯一の海沿いの街です。着いてから10分ほど歩くと海に出てしまいました。
イングランド北西部の中心都市でもあり、歴史のある街でもあります。
街のどこに行っても、カモメが鳴き、BGMになってくれます。
そしてビートルズの出身地としても有名です。ザ・ビートルズに関するお店や歴史館のような場所もあちこちであります。
ポール・マッカ-トニーさんが以前住んでいた家やジョン・レノンさんの生家も観光地化しているくらいです。
ビートルズファンは一度は訪れたい地かもしれません。
イギリスで買った数少ないお土産のうちの1つにザ・ビートルズが入っています。
ここで何かを買っておかなければならないと体が動いてしましました。
偶然にも、リヴァプールの滞在期間と毎年行われている野外ライブが丸々重なるという奇跡も起こってくれました。
人生初のライブを海外で参加出来るとは思いもしませんでした。
もちろん4日間とも参加し、楽しませてもらいました。
イギリスでは基本外での飲酒が禁止されています。パブやイベントの際は良いみたいです。
僕は日本にいたときは、ビールが苦手だったのですが、ライブでしんみり飲むようなお酒は合わないと思ったので、思い切ってビールを選択しました。
ライブで飲んだビールがあまりにおいしく感じ、ビールが好きになってしましました。
リヴァプールはある意味、僕を大人にしてくれた街でもあります。
もう1つ大きく価値観が変わったものがあります。
それは宗教建築です。リヴァプールに行く前、リヴァプールの観光先について調べていて、人気のスポットと出ていたで、行くことしました。
これまで大雑把にヨーロッパの建築を見ていきたいとは思っていましたが、宗教建築にもともと興味があったわけではありません。
建物に入った瞬間、体に電撃が流れました。ただただなんだこれは・・・と息をのむことしか出来ませんでした。とにかく衝撃でした。
建築には74年かかり、設計士が生前のうちには完成しなかったそうです。こんなものを人間が作れるのかと思ってしまいました。このような建造物は日本にはないので、日本人にとって衝撃は大きいかと思います。なかなかこの興奮を言葉で伝えるのは難しいです。日本ではパワースポットと呼ばれるところがあると思いますが、ここではいくら鈍感な人でも、エネルギーのようなものを感じることが出来ると思います。
観光で唯一2度訪れた場所です。
もう1つ、リヴァプールメトロポリタン大聖堂にも訪れました。
この大聖堂は大聖堂と言われなければ、分からないくらい斬新な設計になっていました。
全く違う大聖堂を1つの街で見れるのは、嬉しかったです。
他にはリヴァプール市庁舎、リヴァプール中央図書館、リヴァプール博物館、ウォーカーアートギャラリーなど、訪れました。
もちろんリヴァプールFCのアンフィールドスタジアムも訪れました。
日曜日には、海沿いで様々なイベントが行われ、にぎわっていました。
中心街には大きなショッピングモールと商店街などもあります。
リヴァプールは僕の価値観を大きく変えた地であり、純粋に楽しませてもらいました。
街の空気も温かく、人も穏やかな方ばかりです。
ロンドンからも結構遠い街ですので、日本人はあまり行かない街かもしれませんが、とてもオススメの街です。
リヴァプール大聖堂の影響により、これからの街選びは宗教建築中心になっていきました。